2011年09月15日

台風12号の爪跡

9月3.4日の台風12号災害から10日経って、

当社味の里ファームへ向かうのに今回は修理川、美山ルート

で車を走らせると日高川に出たあたりから周りの景色が一変

した。

有田川は幸い河川敷が悲惨な状況になったが、決壊したところが

なかったようで、ご存知のように和歌山を南下するほどに被害

が増えている。

修理川からトンネルをぬけると同業者の弥谷の鶏舎が2万羽

以上水に浸かり水死してしまった。

そして日高川近く美山郵便局付近は泥と瓦礫の撤去にまだまだ

大変な状況だ。







日高川河川敷沿いの田んぼは軒並み稲が倒れ、

もうすぐ収穫だというのにバインダーが使えるの

だろうか。











川原河小学校への橋が倒壊しています。








普段ならこのくらいの水位なんだろうが、なんと、この橋げた

が浸かり向こうにみえるガソリンスタンドまで水が押し寄せた

んですね。













車もぺちゃんこ、トラックも横倒し、







そしてここ安愚楽牧場では牛舎が全壊して約牛570頭が、日高川

を20キロ近く流され紀伊水道にでて、煙樹ヶ浜や湯浅湾以北 沖合い

まで流されたようだ。

安愚楽牧場は先月経営破綻しており、配合飼料の配給は止められて

藁だけだったから腹をすかしていたうえに今回の事態でかわいそうなことだ。















そして当社にも少なからず 台風の被害がありました。







幸い鶏の出荷が済んでおり ヒヨコの入雛時だったのですが、


その道ががけ崩れ、3日の夜に現場に駆けつけ2日後にヒヨコ

が入るので、早急にユンボで土砂を撤去することになりました。











他にもいくつかの鶏舎の扉が飛んでしまったり、


下の一鶏舎は 上からの土砂に見事に使用不能状態に

陥っています。





  


Posted by ジースリー at 16:47Comments(0)自社直営養鶏場

2011年07月07日

さいじ味の里ファーム始動2



いよいよ今晩より さいじ味の里ファームのとりさん達が


出荷していきます。

まず第一弾は 神戸に、そして京都、大阪と順次出荷します。

九州、東北のブロイラー主産地や大手のインテグレーターは

一回1万羽以上出荷するわけです、そしてその為の効率の

よい農場、出荷体制になっていますが、ここは関西方面の


朝引き市場に、出荷日令60日前後、元気な鶏、無添加飼料与えた

健康的な鶏を約1000羽ずつ出荷していきます。

今回は39舎のうち26舎でちいさな トラブルは何度となくあり

又5日の地震には驚かされましたが幸い損害もなくなんとか出荷


できそうです。





  


Posted by ジースリー at 18:06Comments(0)自社直営養鶏場

2011年05月02日

さいじ味の里ファーム始動!

いよいよ今月5月より

さいじ直営養鶏場 紀の川ファームに続きまして、

さいじ味の里ファームが始動いたします。

ここは日高郡印南町 高速道路からも見える山の中腹に

合計39の養鶏舎が点在する。











山林の自然の木々がいっぱいの中で 4人の従業員に



管理、飼育して頂きます。


特に男性陣は若く、やるきいっぱいです。





年初の指針どうり さいじ紀の川ファームと味の里ファーム、提携ファーム

を加え、合計年30万羽体制で 京阪神の和歌山の朝引き鳥を求めるお客様

によりよい鶏を提供していくよう努力していきます。




今年は九州地方からの鳥インフルエンザ発生、そして和歌山県でも

ついに発生してしまい、なんとか初動ですみましたが、これは毎年

冬季になれば起こるべきこととして危機管理していかなければいけない

と思っています。











さいじ紀の川ファームも 今月が出荷


順調に育っています。








  


Posted by ジースリー at 17:12Comments(0)自社直営養鶏場

2010年08月21日

第一陣

紀の川さいじ直営養鶏場

6月22日に初入雛してからの 第一陣出荷が昨晩で終了。

連日の猛暑で鶏さん達も大変、人間と同じように熱中症で

ばたばた 倒れていかないか心配でしたが、育成率99%と

好成績、ただ暑さのせいで食欲がなく、体重は予想よりダウン

してしまいました。





出荷作業は、夜中 処理施設の関係もあるのですが、鶏さんが鳥目

ということで捕まえやすく、この日も作業員全員 汗びっしょりに


なりながら 出荷先である神戸まで 出発していきました。

















  


Posted by ジースリー at 15:55Comments(0)自社直営養鶏場

2010年07月24日

直営養鶏場2

さいじ直営養鶏場

ここ紀の川市上鞆渕は海抜400mの場所で 毎日の猛暑の中

下界とは多少温度差が違うとはいえ日中はやはり暑いです。

そんななかトリさん達は元気よく育っています。








下は生まれて14日目







生まれて24日目







そして昨日34日目です。


  


Posted by ジースリー at 16:55Comments(0)自社直営養鶏場

2010年06月23日

直営養鶏場

昨日 当社8年ぶりの直営養鶏場に 孵卵場から生まれた

ばかりのヒヨコ達が到着、元気よく動き回っていました。








この紀の川の上鞆渕地区は本当に環境がよく水も豊かで飼育環境には

うってつけでそれだけにいい成績がでないと大変と飼育担当者は真剣

そのものです。






10年前の日誌、成績を見てみますと現在のヒヨコの成長能力は

すばらしい進歩で飼料要求率、つまり鶏が出荷されるまでに食べた

餌の量の半分以上がその鶏の体重に代わっているという効率的、エコ

的になっています。それも50日前後でです。牛のように肉になるには約

7倍の餌、日数で2年ちかくかかるのに比べると違いがわかりますね。







ただ、当社の鶏は大阪の朝引き市場という特殊な市場に出荷するため


日齢は55日から60日、体重は3kから3.8キロとかなり長め、

大きめになります。

それで要求率2.0以下になればそれはすばらしい、 

がんばれ!    Y君!







  


Posted by ジースリー at 15:25Comments(0)自社直営養鶏場

2010年05月22日

直営農場

ブログのほうは随分ご無沙汰状態でしたが、

忙しく過ごしています。

さいじ農園に続き、さいじブロイラー部門では、

8年前まで自社直営養鶏場を海南藤白にあったのですが、

今回は 紀の川市高野山の麓を望む 環境抜群のそして

夏でも和歌山にしては涼しい 鶏達には ストレスなく

育つ所






カマボコ型ウインドレス養鶏場を借り受け


自社直営養鶏場を開始します。


そしてブランド化プロジェクトを進めて


行きたいと思います。





  


Posted by ジースリー at 16:02Comments(0)自社直営養鶏場