2010年06月23日

直営養鶏場

昨日 当社8年ぶりの直営養鶏場に 孵卵場から生まれた

ばかりのヒヨコ達が到着、元気よく動き回っていました。








この紀の川の上鞆渕地区は本当に環境がよく水も豊かで飼育環境には

うってつけでそれだけにいい成績がでないと大変と飼育担当者は真剣

そのものです。






10年前の日誌、成績を見てみますと現在のヒヨコの成長能力は

すばらしい進歩で飼料要求率、つまり鶏が出荷されるまでに食べた

餌の量の半分以上がその鶏の体重に代わっているという効率的、エコ

的になっています。それも50日前後でです。牛のように肉になるには約

7倍の餌、日数で2年ちかくかかるのに比べると違いがわかりますね。







ただ、当社の鶏は大阪の朝引き市場という特殊な市場に出荷するため


日齢は55日から60日、体重は3kから3.8キロとかなり長め、

大きめになります。

それで要求率2.0以下になればそれはすばらしい、 

がんばれ!    Y君!







  


Posted by ジースリー at 15:25Comments(0)自社直営養鶏場

2010年06月10日

口蹄疫の真実

 この いこらブログトップページにも貼られているように

宮崎口蹄疫が大変だ!

えびの市の清浄化宣言がなされ、それ以降 児湯地区の中だけの

感染となりもう収まるのではないかと 思っていた矢先、

都城市の感染が確認された。

畜産関係である当社も今回の状況は 1月の韓国での感染報道、そして

4月20日の宮崎、東国原知事のツイッター発信からずーと状況を見守って

いたが、最初メディアの発信は少なかったが、今では日本全体が関心をもつ

ようになった。

現在の殺処分対象は272235頭。殺処分完了は155826頭。

すごい数である。そしてまだ埋める場所がなく待っている 未処分の頭数が

116409頭。

考えようだが、これで収まれば、全国の牛 約440万頭、豚約900万頭
                                     
の2%ぐらいじゃないかと、ところがそうはいかなくなった、都城市は日本最大

級の畜産大産地そのすぐ隣接する県は畜産業ナンバーワンの鹿児島県、本当にここで

終息してほしい。

ましてすでに感染している川南町を中心とする関係者の皆さんの心労、苦労、疲弊は

大変なもの、

防疫作業の膨大さ、ウイルスの性格上 広めさせないためには極力移動を制限する。

これは町の活気をなくし、商店街も閑散となり観光客もこなくなる。

現に宮崎のホテルではキャンセルが相次ぎ8割減となっているようだ。

1997年の台湾の豚口蹄疫では約500万頭とか2007年のイギリスでは

700万頭以上とか、本当に鹿児島県に移りこれからの梅雨や台風で全国に飛び火

すれば日本の畜産自体があぶなくなる。

そんな中間接的にも直接的にも食にかかわっている、有田調理師会、有田食を守る会が

宮崎への義援金を呼びかけている。

当社もヤフーを通じて義援金を送り、ささいなことだがこちらゲシュマックさんで

詰め合わせセットを購入させて頂いた。


こちらの農場も一瞬にして5415頭がいなくなってしまったという、、、
  






  


Posted by ジースリー at 13:37Comments(2)その他